歯みがきのコツ
歯みがきは、ご自宅で毎日できるお口のケアです。
平均的な日本人の80歳時の残存歯は4.9本といわれています。
これは、自分の歯でご飯を食べるのに必要といわれている本数の4分の1にしかなりません。
健康で豊かな毎日をおくるためにも、ぜひ、ご自宅でできる歯ブラシ法をマスターしてください。
歯ブラシの種類
むし歯を予防するために、歯の形や磨く力に合わせて様々な歯ブラシがあります。
その中の代表的なものをご紹介します。
一般的な歯ブラシ

歯ブラシには「やわらかめ」と「普通」があります。
やわらかいのは歯茎の中に毛先が入るので
歯肉炎や歯槽膿漏の方に最適な歯ブラシです。

普通のハブラシに比べ
口腔内のすみずみまでスムーズに届いて磨けます。

お口の一番奥の歯をみがきやすい形状となっています。
親知らずや歯と歯の間が磨きやすくなっています。
矯正中の方もご使用いただけます。
磨き方のコツ
- ブラシの角度は歯の表側は歯に直角に、裏側は歯に約 45 度にし、
歯と歯ぐきの境目に当てて、小刻みに横に振動させましょう。
1~2本ずつていねいにみがくようにすると、歯と歯、歯と歯ぐきのすきまの歯垢をかき出すことができます。 - ブラッシングは、歯ブラシの毛先が歯と歯の間に入るようにし、あまり力を入れすぎず、
シャカシャカという感じで歯垢をかき出すのがコツ。 - 歯ブラシはよけいな力が入らないように持ちます。
ペンを持つように、親指、人差し指、中指で柄を持つとよいでしょう。
表側(頬側)裏側(舌側)
裏側(舌側)
補助的清掃用具
以下は補助的清掃用具と呼ばれ、ブラッシングだけでは歯と歯の間の歯面の歯垢は除去できない場合に用います。
歯ブラシと併用することで完全な歯磨きになります。
デンタルフロス

歯と歯の間は歯垢が溜まりやすく、むし歯の原因となりやすい場所です。
毎夕食後の使用をオススメします。
使用後には通常通りに歯ブラシをしてください。
歯間ブラシ

デンタルフロスよりも柄が付いている分、使用しやすくなっています。
お口の 状態に合わせて最適なサイズをお選びください。
歯を守るおすすめ商品
けんじ歯科医院ではみなさまの歯を健康に守るために、以下のような商品をおススメしています。
ホームジェル

家庭でできるフッ素塗布!!
お子様はもちろん、大人のかたにも!!
ホームジェルは、いつもの歯磨きの後に、使っていただくもので、うがいは不要です。
ホームジェルに含まれているフッ化第一スズ入りの歯みがきジェルを毎日使うと、
むし歯の発生と進行を98%抑えることが世界的に認められています。
ポスカム

いつでもどこでもむし歯予防!!
特許成分POs-Caを配合したポスカムは、高水溶性のカルシウムが歯にしみこみ、
歯を強力に再石灰化します。つまり、お口のなかをむし歯になりにくい環境にします。
また、むし歯の原因となる酸をつくらないキシリトールも含んでいます。
コンクールF(うすめて使う薬用マウスウォッシュ)

むし歯・歯肉炎・歯槽膿漏・口臭の原因と対策にオススメ!
コンクールFには、むし歯の発生および進行の予防、歯肉炎の予防、歯槽膿漏の予防、口臭の防止をするグルコン酸クロルヘキシジンとグリチルリチン酸モノアンモニウムが配合されています。
また、効果が約12時間と長く続きます。
コンクールジェル

歯磨き剤とフッ素コートがひとつになった!!
食後、お口の中は酸性に傾き、歯の表面のエナメル質からカルシウムが溶けだします。
フッ素は溶け出したカルシウムを歯に戻すお手伝いをしてくれますので、歯強くしてくれます。
殺菌作用を低下させると言われている発泡剤(泡立ち成分)・研磨剤はふくんでいません。
研磨剤無配合なので、歯を傷つけず磨くことができます。
ビーバークラブについて